イトトヨシのキモノアルキVol.29「琉球芸能の美と心」鑑賞。

今年は沖縄の伝統芸能である組踊(くみおどり)が創作上演されてから300周年を迎え、記念事業の一環で全国7箇所公演しているとこのと。
嬉しいことに松本市民芸術館でも公演があり、イトトヨシのキモノアルキとして皆でお出かけました。

琉球王国から300年の歴史、ユネスコ無形文化遺産でもある組踊「執心鐘入」を信州にいながらにして目の前で鑑賞できるとあって、この日を楽しみにしていました。

沖縄独特のメロディ、台詞回し、声の出し方、頭が微動だにしない美しい歩き方、衣装、全てが新鮮で、会場はまさに沖縄そのものに。
沖縄のゆったりとした世界観を五感で感じ一気に魅了され、とりわけ衣装の美しさにもため息が出ました。

演目終了後、キモノアルキ参加者だけ特別に、演者さんとの交流の時間をいただきました!
宿の女役の衣装は、青い紅型の下に緞子の着物、かかんと言うプリーツスカートのような巻物、赤い足袋、帯を使わない着方など、じっくり見せて頂きました。
中城若松役の衣装は、鮮やかな型染めの着物と帯、結び方も可愛らしいですね。
着方も髪飾りも特徴的で、現代の着物とは随分違って異国情緒豊か。
また紅型への憧れが増します。

この日参加してくださった皆さんもこの日のために沖縄に寄せたり秋を意識したり、TPOに応じたコーディネートを楽しんでいるようでした。

久しぶりのキモノアルキ、とても楽しい会となりました。

ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。


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